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時代が流れ、世の中の様子がいかに変わっても、常に「本物」を知る人は、たおやかでありつつも強い心を持って、いつも若々しく輝いています。それは古き良きものを大切にする感謝の心と、新しいものも吸収しようとする探究心が備わっているからでしょう。このコーナーでは、「本物」を見極める目を磨きながら人生を送るお二人の“問わず語り”をリレー・エッセーでご紹介していきます。
お二人は東京と大阪と違う土壌で育ち、違う人生を送ってきましたが、東西離れていても、「本物」を知りつつ遊び心を忘れないスタイルは同じ。しかも自分で経営するお店を通して年配者に可愛がられ、同年代には親しまれ、そして若者たちから慕われています。何しろ、かなり呑兵衛の“三春の店主の亭主”も、お二人に魅了された一人ですから。
そんな、今なお幅広い人々との交流が絶えないお二人の魅力的な姿を、懐かしい思い出話、人気の場所の今昔物語、大切にしているモノへの思い入れ、出会った素敵な人の話などなどで、様々な角度で綴っていきます。
毎回どんな話が飛び出すかは、お二人のみぞ知るところ。今までに出会った人、お店、音楽、ファッション、料理、本、映画など、趣味人の綴るエッセイですから、多分野に及ぶことと思います。“生きるヒント”になどと大それたことはいいません。でも、皆様の『素敵にいきる』を応援できる、何かが見つかることを願っています。
初回は、エッセイを綴るお二人の自己紹介からスタート!
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杉山 恆(すぎやま ひさし) 東京・根岸 ワインバー店主
「東京・台東区根岸でワインバーを経営しています。オープンして5年目になりますね。昭和20年12月17日にここで生まれ、根岸から離れたことがないんです。
戦後すぐの生まれですから、当時まだ残っていた戦前の粋な雰囲気も、日本の貧しい時代も、高度成長も、そして今も、すべてひっくるめて見つめてきました。昔からの下町のよさも知っているし、銀座、新宿、六本木辺りで青春を謳歌して来ましたから、その移り変わりも見てきました。その中で出会った僕が思う“素敵”をご紹介して行きたいと思います。
まずは何からお話しようか、たくさんあり過ぎて迷いますが、長いお付き合いをお願いしますね」(談) |
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★更新2005.11.28★ NEXT>> |
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寺脇 守(てらわき まもる) 大阪・豊中 居酒屋店主
「昭和21年4月6日に兵庫県西宮市で生まれました。最初にホテルに就職し、その後は19歳から北新地、25歳からはミナミと飲食業界で生きて来ました。
30歳代の中頃まではいろんなお店をプロデュースしたり、流行店も手掛けて来たんですよ。いろいろ“やんちゃ”もしてきましたが、“素敵”と感じることに触れ、人に出会ったからこそ今があると思っています。
豊中市で居酒屋を始め、今年で15年目。やっと落ち着いた感じです。大阪の戦後から今までを知っている自分だからこそできる粋で面白いお話を、あれこれお届けしましょう。
今も休みにはミナミに繰り出して遊んでいますから、もちろん最新の話も盛り込みますよ」(談) |
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