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トップ > 切り絵 ■杉江みどり > 手ぬぐい 【切り絵】 文楽手ぬぐい「千本桜」(和柄)■杉江みどり
文楽「義経千本桜」 二段目 「渡海屋(とかいや)・大物浦(だいもつのうら)の段」 摂津の大物(現在の尼崎市)に赴いた義経一行は、 船問屋 渡海屋銀平に身を隠した仇敵の平知盛と対決する。 安徳天皇を奉じ、死力を尽くして戦う知盛の壮絶な最期、 そして・・ 幼き帝と乳母・典侍局との悲しい別れ・・ 頼朝との和睦を断念した義経は愛する静御前に朝廷から拝領した初音の鼓を託して都から落ちる 静御前の供の家臣佐藤忠信は、実は、鼓の皮にされた両親を慕い側に居たいがために 人間に姿を変えた“子狐” 鼓の持ち主である源義経に忠義を尽くす“子狐”のけなげさ 二段目「伏見稲荷の段」では、 義経に再会するまでの形見として「初音の鼓」を渡され、鳥居の前に置き去りにされた静御前 その身に、今まさに迫ろうとする 逸見の藤太と捕り手たち・・・ そのとき、“キツネ”が鳥居から宙を切って地面に着地、 辺りを伺い、妖術で、藤太たちの動きを封じて物陰に隠れたかと思うと、 佐藤忠信の姿に!
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